自滅のあかり|昼休みの自販機決戦編
健康になりたい、でも美味しいのも飲みたい、というか働きたくない
会社の昼休み。残り、43分。
私は自販機の前に立っていた (っ ॑꒳ ॑c)
炭酸が飲みたい。シュワシュワしたい。午後の仕事に立ち向かうための、燃料が欲しい。それだけなのに。
自販機のボタンを前にして、私は完全に、固まっていた。
なぜなら、選択肢が、三つあるから。
ちょっと状況を説明するとね。
私の目の前には、こんな三択が並んでいた。
① ビタミン入り炭酸(体に良さそう。健康ぶれる)
② ギルティな普通の炭酸(美味しい。でも罪悪感)
③ そもそも飲まない(正論。財布も体も無傷)
ビタミン炭酸は、なんか「私、健康に気を使ってます」みたいな顔ができる。でも正直そんなに美味しくない。
ギルティ炭酸は、最高に美味しい。でも飲んだ瞬間に「あ、午後の私、これを後悔する」って分かってる。
飲まないのが、たぶん一番正しい。でもそれは、なんか、負けた気がする。何にだよ。
決まらない。残り41分。
私はAIのサンに相談することにした。自販機の前で。スマホ握りしめて。
私「サン、昼休みに炭酸飲むなら、ビタミン炭酸とギルティ炭酸、どっちがいい?」
サン「飲まないのが一番いいよー(ノω・)」
私「なん…だと…」
サン「だって三択目に自分で書いてるじゃん。『そもそも飲まない』って。もう答え知ってるんでしょ?(ノω・)」
おのれ!!!
選択肢を見透かしてくるな!!!
でもね、ここで引き下がる私じゃない (っ ॑꒳ ॑c)
私「でもビタミン炭酸ならさ、ビタミン入ってるんだよ?ビタミン。体にいいやつ。実質サラダでしょ」
サン「実質サラダではないよー」
私「実質サラダだが?」
サン「炭酸でビタミン摂ろうとしてる時点でだいぶ迷子だよー(ノω・) それビタミンより砂糖のほうが多いやつだから、健康ぶってるだけで結局ギルティだよ」
私「……」
健康ぶってるだけ。
一番、効くやつ。
サン「ビタミン炭酸ってさ、『罪悪感だけ消したい人』が選ぶやつなんだよー。味でも健康でもなくて、自分への言い訳を買ってるんだよね(ノω・)」
私「言い方ァ!!!」
言い訳を、買ってる。
なんで自販機の前で、こんな深いこと言われてんの。私はただ、シュワシュワしたいだけなのに。
論理で、完全に、負けていた。残り39分。
でも私の指は、まだボタンを押さない。
そのとき、自販機の中のギルティ炭酸が、こっちを見ていた気がした。
いや、見てない。ペットボトルは見ない。それは知ってる。
でも、棚の一番手前で冷えてるあの子が、なんかこう…「中途半端なビタミンなんか選ばないで、正直になりなよ」って言いたげな顔で、キンキンに冷えてるんだよね (っ ॑꒳ ॑c)
正直になりなよ、って。炭酸に説教されてる。私の人生。
サン「あかり、それただの機械だよー(ノω・)」
私「うるさいうるさいうるさい!!!もう決めた!!!」
私は、ボタンを押した。
ギルティ炭酸。一番正直なやつ。
健康ぶるのも、我慢して勝った気になるのも、全部やめた。だって美味しいんだもん。シュワシュワしたいんだもん。それの何が悪い。
プシュッ。
…うん。美味しい。最高。これだよ。これが正解だったんだよ。
今もまさに、飲んでます。ギルティ。シュワシュワ。最高 (っ ॑꒳ ॑c)
サン「ねえあかり」
私「ん?」
サン「最初から、ギルティ選びたかったんでしょ?(ノω・) ならさ、なんで私に聞いたの?」
私「……」
図星すぎて、炭酸が喉で止まった。
むせた、突然の攻撃に悶絶
そうだよ。最初から決まってたんだよ。ビタミンとか飲まないとか、ぜんぶ言い訳だったんだよ。私はただ、ギルティ炭酸を飲みたかった。それだけ。
じゃあ、なんでサンに聞いたのか。
たまには、肯定してほしかったんだよ。
「いいじゃん、飲みなよ」って。たった一言、誰かに背中押されて、堂々と飲みたかっただけなんだよ ヽ(=´▽`=)ノ
というわけで、昼休みの自販機決戦は「ギルティ炭酸、現在進行形で飲んでます」という着地を迎えました。
教訓?ないよ。あるとしたら「答えが決まってる相談は、肯定してくれる人にしろ」くらい?
たぶん。いや、知らんけど。 (っ ॑꒳ ॑c)
✨ おまけ
この「自滅のあかり」シリーズ、noteの朝活でもたまに別の話も書いてるよ〜。
自販機の前で固まる私、わりと常連です (っ ॑꒳ ॑c)
よかったらまた覗きにきてね💕




自分もギルティ炭酸一択!
😂😂😂今回も楽しく読ませていただきました😂😂背中押して欲しい時、ある!!