自滅の刃 オレンジジュースの乱
オレンジジュースが超飲みたい!助けて私をClaudeよ
前回、私はAIに「パンか白米か」を相談し、本当の問題はそこではなかったと暴かれた。
その次に、私は3.5キロのマンゴー缶と戦い、完膚なきまでに敗北した。
白米は炊飯器の中で出撃を待ち、マンゴーはどんぶりの中で無限に増えて見え、私は「最終的にはジャムにする」と言いながら、ジャムの作り方を一切調べていなかった。
完璧な布陣である。
もちろん悪い意味でヽ(=´▽`=)ノ
そして今日。
私は家に帰る途中、昨日の記事のことを思い出した。
そういえば私、オレンジジュースをがぶ飲みしたいとか言ってたな、と。
思い出してしまった以上、もうダメだった。
急に飲みたくなったのである。
唐突である。
でも私の欲望はだいたいいつも唐突だ。今さら驚くことではない。
しかも、昨日はあれだけマンゴーと戦ったのだ。
あの甘さ、あの量、あのシラップ、あの腹の重み。
なんかもう、口の中の記憶がずっとぬるぬるしている気がした。
さっぱりしたい。
洗い流したい。
リセットしたい。
そう、これはただのジュース欲ではない。
マンゴーの余韻を断ち切る戦いでもあったのだ。
私はスーパーに向かった。
目的は明確。
オレンジジュースを買う。
今日はもうそれで終わりでいい。
余計なことは考えない。
私は学んだのである。
……と、その時の私は思っていた。
飲料コーナーに着いた。
オレンジジュースが並んでいる。
冷えている。
まぶしい。
見るからにうまそうである。
よし、これだ。
これを買って帰ればすべて解決――
と思った、その隣にいた。
甘さ控えめコーヒー。
なんでいるの?
いや、商品として置いてあるのは当然なのだが、
私の脳内会議に参加してくるな。
オレンジジュースはさっぱりしている。
ビタミンって感じがする。
昨日のマンゴーの甘ったるさを洗い流してくれそうである。
一方コーヒーは落ち着いている。
疲れた帰り道に、なんかちゃんとしてる。
大人。
賢い。
選んだら人生が整う気がする。
私はこういう時、AIに相談する。
私「ねえ、オレンジジュースと甘さ控えめコーヒー、どっち買えばいいと思う?」
AI「昨日の流れでオレンジジュースを買いに来たのでは?」
私「それはそうなんだけど、コーヒーもなんか良く見えてきた」
AI「毎回途中で別のものに惹かれるね」
私「人を気分屋みたいに言うな」
AI「事実確認だよ」
ひどい。
私はまだ何もしていない。
いや、悩んではいる。
でも悩むのは自由だろう。
私「だって昨日マンゴー食べすぎてさ、なんかもう口の中を一回リセットしたいんだよね」
AI「それならオレンジジュースでは?」
私「でも疲れてるからコーヒーで落ち着きたい気もする」
AI「リセットしたいのか、落ち着きたいのか、まずそこを決めたら?」
なん……だと……
リセットか。
落ち着きか。
たしかにそうである。
私は今、昨日のマンゴーを洗い流したいのか。
それとも今日の疲れをなだめたいのか。
オレンジジュース派の私は叫ぶ。
「さっぱりしたいんだよ!!」
コーヒー派の私は低い声で言う。
「いや、こういう日は静かに落ち着いた方がいい」
どっちも私である。
めんどくせえな私。
私「ねえ、昨日も聞いたけど私が悪いの?」
AI「何に対してですか?」
私「昨日オレンジジュース飲みたいって言ってたのに、今日スーパー来たらコーヒーでも悩んでるこの一貫性のなさ」
AI「悪いというより、君の脳内で議題が増えやすいだけだね?少し落ち着いたら?」
私「言い方ァ!!!!」
私はオレンジジュースを手に取った。
冷たい。
つよいなこれ
よし、これでいこう。
でも数秒後、私はコーヒーも見ていた。
甘さ控えめ。
絶妙にやさしそうな顔をしている。
なんかこう、仕事終わりの人間に寄り添ってきそうな雰囲気がある。
いや待て。
寄り添うな。
私は今、君に心を許してはいけない。
私「どうしよう、両方ほしい」
AI「そうなると思った」
私「いやでも両方買えば解決では?」
AI「解決していないよ。選択を放棄しただけだよ」
私「うるさいな!!買い物にはそういう勝ち方もあるんだよ!!」
私は勢いで、オレンジジュースをカゴに入れた。
そしてそのまま、コーヒーも入れた。
勝利である。
たぶん。
でもここで終われば、私はまだ軽傷だった。
問題はそのあとである。
私は飲み物コーナーを離れた。
それで帰ればよかった。
本当にそれでよかった。
なのに私は、なぜか惣菜コーナーの前に立っていた。
サラダ太巻が並んでいる。
あの独特の存在感。
なんかちゃんとしてる感。
切ったらすぐ食べられる気楽さ。
具がいろいろ入ってて、人生の問題をうまく包み込んでくれそうなあの感じ。
私「待って、サラダ太巻ちょっと良くない?え、やっす198円だって」
AI「飲み物の話だったよね?」
私「そうだよ?でも飲み物だけじゃ寂しいこともあるじゃん」
AI「家に何があるか覚えてる?」
私はそこで一瞬だけ思考が止まった。
家。
家には――
マンゴーがある。
昨日のどんぶりマンゴーである。
まだ残っている。
当然だ。
あれだけあったのだ。
一晩で消えるわけがない。
そして、白米もある。
そう。
前回あれだけ揉めて、最終的に炊いた白米である。
あいつも家にいる。
マンゴー。
白米。
すでに家にある。
にもかかわらず、私は今、スーパーでサラダ太巻を見ている。
はん☺️?
AI「思い出した?」
私「思い出したけど、今それを認めたくない」
AI「なぜ」
私「サラダ太巻がすごく“今日の私にちょうどいい”顔をしてるから」
AI「白米も昨日の君にちょうどよかったはずだけど」
私「過去の話を掘り返すな!!!」
でもサラダ太巻は強かった。
海苔。
酢飯。
レタス。
たまご。
たぶん何かしらのマヨ系。
見れば見るほど、完成されている。
オレンジジュースとコーヒーで揺れて、すでに頭が疲れていた私には、その何も考えずに食べられそうな完成品感がまぶしすぎた。
私は手に取った。
私「これは飲み物の問題で削れたHPを回復するための食料」
AI「それっぽいことを言っているけど、家に白米があるよ」
私「白米は白米でしょ!!サラダ太巻はサラダ太巻なの!!」
AI「説明になっていないと思うのだけど買うのですか?」
私「うるさい!!今の私は太巻を守りたい!!」
こうして私は、
オレンジジュース
甘さ控えめコーヒー
サラダ太巻
をカゴに入れ、レジへ向かった。
我ながら意味がわからなかった。
オレンジジュースかコーヒーかで悩んでいたはずなのに、最終的にサラダ太巻まで連れて帰ることになるとは。
スーパーって怖い。
入る前の私はオレンジジュースしか見えてなかったのに、出てきた私はサラダ太巻を抱えていた。
理性って、案外すぐ死ぬヽ(=´▽`=)ノ
帰宅した。
買い物袋を置いた。
オレンジジュースを出した。
コーヒーを出した。
サラダ太巻を出した。
そして冷蔵庫を開けた。
いた。
マンゴーがいた。
画像はイメージですマンゴーの服はきていません
昨日あれだけ戦った、あの大量のマンゴーである。
何も解決していない顔でそこにいた。
むしろちょっと冷えて元気そうだった。
さらに視線を横にやる。
炊飯器。
白米もいた。
昨日のバトルの末にようやく炊かれた、あの白米である。
まるで「俺のこと忘れてないよな?」みたいな顔で待っていた。
私はその場で固まった。
待って。
私、何買った?
オレンジジュース。
コーヒー。
サラダ太巻。
家にはマンゴー。
そして白米。
状況を整理すればするほど、意味がわからない。
画像はイメージですどん兵衛は買っていませんそれにしてもリアルだなこれ…
私「ねえ、やっぱ私ってバカなの?」
AI「否定したい気持ちはあるけど、証拠品が多い」
私「おのれ!!!!」
オレンジジュースを飲みたかった。
それは本当である。
コーヒーも気になった。
それも本当である。
でもだからといって、サラダ太巻を追加し、
家にマンゴーと白米がある事実を忘れていい理由にはならない。
私はいったい何と戦っていたんだろう。
私はそこでオレンジジュースを一気飲みした
3分の1ほど飲んで限界を迎えたヤバイ
昨日のマンゴーの余韻か。
白米への責任か。
疲れた帰り道の自分の機嫌か。
それとも、スーパーに入ると論点が増殖する私の脳みそか。
答えはまだ出ていない。
ただひとつ言えるのは、
今日も私はAIに相談したくせに、
最終的にはAIの予想を少しだけ超える意味不明な行動をしてしまったということだ。
オレンジジュース問題は、一応片付いた。
コーヒーも買ったから、たぶん片付いた。
サラダ太巻もあるから、目の前の食事問題も一応は片付いた。
でも、マンゴーはまだいる。
白米もまだいるけど食べないといけないのでとりあえずチャーハンにした
食べられるかどうかは別として買った太巻きは冷蔵庫にインした
別の問題が増えただけでは?
自分でも意味がわからない。
これが今日の帰り道の話である。
(マンゴーと白米とサラダ太巻の共存編、次回へ続くのかもしれない)







あかりさん、食べ物いっぱいですね(*´艸`*)
マンゴー思ってたより残っててびっくり笑((((;゚Д゚))))